Featured Treasures主な出陳宝物

白瑠璃瓶(はくるりのへい) <ガラスの水差し> 1口 中倉

前回出陳年 2014年
倉名・番号 中倉69
寸法 胴径14.0cm 高27.2cm 重634g
解説

淡い緑色を交えた透明なガラスが爽やかな印象を与える水差し。重心が低く曲線の美しい胴体や引き締まった首もと、水切れの良さそうな注ぎ口など、優れた機能美が示されている。アルカリ石灰ガラスを宙吹(ちゅうぶ)きによって造形したもので、胴体に付けられた把手(とって)には軽やかな伸びがみられ、高度な技術を示している。こうした下膨れの胴に把手を備えた水差しは西アジアに由来するもので、本品も中近東圏の工房で製作されたものと考えられている。一点のヒビもくもりもない保存状態は正倉院伝来ならでは。